こんにちは。校長の桑原です。
6月1日（土）、大日向小学校を会場に「大日向運動会」が行われました。
そうなんです、「大日向小学校運動会」ではないのです。

この運動会は、地域住民と大日向小学校の児童・保護者・教職員とが共につくるみんなの運動会。
旧佐久東小学校の時代から大日向地域全体の運動会として開催していた理念を引き継がせてもらい、
大日向にある５つの区の区長さんをはじめとする地域の皆さんと開校前から準備を始め、
4月に「大日向運動会実行委員会」を結成し、この日に至ることができました。

前日には実行委員や保護者の皆さんのご協力のもと、会場の設営。
以前からの伝統だという竹製のゲートと看板が正門に設置されたり、
佐久穂町からお借りしたテントが搬入されたりと、8年ぶりの地域運動会の開催に期待も膨らみます。

迎えた「大日向運動会」当日は、夏を思わせる気温と見事な青空の下、
300名を超える参加者で大いに盛り上がりました。

9:30にスタートして「玉入れ」を皮切りに10種目が行われました。
子どもも大人も、出たい人が出たい競技に出るオープンな運動会。

中にはかつての地域運動会でも定番だった
「大公望」（手作りの釣竿で子どもたちが作った魚を釣るレース）や
「満水リレー」（お椀やコップで水を汲み、ペットボトルをいっぱいにするレース）なども行われ、
地域の皆さんも笑顔で参加、ちょっとしたコツなども披露してくれました。

後半の「借り人競争」の様子。
お題を叫ぶ子どもたちの声に応えて、走って登場して来てくださった地域の皆さんや保護者の皆さんと
手を繋いで笑顔でゴールするシーンがとても印象的でした。

また「いだてんリレー」は、出たい人が全員参加できるリレー。
スタート場所には4歳から70代まで、合計84名もの人たちが集まり、
大声援の中で1人60mのコースを全力疾走、白熱のレースは見応え満載でした。

最後の種目は「校歌ダンス」です。
旧佐久東小学校時代の校歌に合わせて創作されたダンスを
地域の皆さんと大日向小学校の児童・保護者・教職員とが共に踊るという最高のフィナーレ。
現在大日向小学校には、佐久東小学校を卒業したスタッフが働いているのですが、
彼女が子どもたちに佐久東小学校の校歌を紹介したのがきっかけでした。

大日向小学校では、こうした地域の皆さんと共につくる行事を大切にしています。
次は、どんな行事があるかなあ。楽しみですね。